投資用賃貸住宅の用地不足の状況
24年の全国の貸家(=賃貸住宅)の新規建築数は、国土交通省「新設住宅着工戸数」の貸家のデータをみれば、概ね昨年並みの年間34万戸台ペースとなっています。「持ち家」や「分譲戸建」が大きく落としている中で、「貸家」だけが健 […]
24年の全国の貸家(=賃貸住宅)の新規建築数は、国土交通省「新設住宅着工戸数」の貸家のデータをみれば、概ね昨年並みの年間34万戸台ペースとなっています。「持ち家」や「分譲戸建」が大きく落としている中で、「貸家」だけが健 […]
沖縄県内においても、民間企業を活用しての公的不動産の再開発、建て替え、新規建築、といった不動産ソリューションを通じて、地域の活性化を促す活動が広まっています。 公的機関の保有する不動産の活用は、民間活用で大きく前進 […]
2015年に改正された相続税制度ですが、これにより税を納める対象者が増えました。また、近年保有資産評価額(株価や不動産価格)上昇していますので、控除額を上回る資産を受け継ぐ方、つまり相続税を納めるべき方も増えています。 […]
総務省から7月24日に、住民基本台帳に基づく2024年1月1日時点の人口動態調査が発表されました。 最新の全国の人口動態 日本の総人口(外国人を含む)は1億2488万人で前年より53万人減少しました。日本の人口のピー […]
90年代前半の沖縄本島でのタクシー初乗り料金は、380円だったと記憶しています。何度か値上げが繰り返され(450円や540円などがありました)、24年現在の初乗り料金(標準)は600円となっています。タクシーだけでなく […]
「住宅・土地統計調査」は、総務省が5年に1度実施する国の基幹統計調査です。本調査は標本調査ですが、全世帯の1/17にあたる340万世帯を対象にした大規模な調査と言えるでしょう。2023年は調査年にあたり、その速報結果が […]
総務省から2023年10月1日現在の日本の人口が発表されました(発表日:24年4月12日)。これによれば、日本の総人口は1億2435万2千人で、前年から59.5万人の減少、これを日本人だけでみれば1億2119万3千人で […]
医療施設には、総合病院、クリニック、介護施設などありますが、沖縄県においても今後は高齢化がさらに進むことは確実ということもあって、新設・建て替え・増床などが今度増えるでしょう。 病院建て替えなどの理由 医療法人が病院 […]
24年1月31日に23年12月分の新設住宅着工戸数が公表されました。これにより、23年1年間分の数字が出揃い、年間計を算出することができます。 23年年間の新設住宅着工戸数の分析、とくに貸家(賃貸住宅)にフォーカスして […]
24年1月30日に、2023年1年間の人口移動報告が総務省より発表されました。地域を超えての移動の際には、たいてい住居の転居が伴います。また、人口の増減は、住まいだけでなく商業施設をはじめとした各種不動産の稼働状況にも […]
「将来の日本の、そして各都市の人口・世帯数がどのような変遷をたどるのか」は住宅需要・賃貸住宅需要に大きな影響を与えます。将来人口・世帯数の推計は、国立社会保障・人口問題研究所が行っており、それをもとに国の様々な政策(社 […]
沖縄県における持ち家比率は、大きく低下しています。住宅価格が高くなり、「手が出ない」からという理由もあるかもしれませんが、「賃貸住宅で充分」、「賃貸住宅の方がスマートな暮らしができる」という「積極的賃貸派」とよばれる方 […]
23年の沖縄県内の基準地価についてはこちらで解説しました。俯瞰してみれば、地方圏の地価上昇が目立つ結果となりました。加えて、地方主要都市の周辺地域の上昇も目立ちました。 住宅地地価では沖縄県が上昇率1位でしたが、上昇 […]
発表された沖縄県の基準地価は、全用途平均で前年比プラス4.9%(昨年は2.7%)、10年連続の上昇となりました。 沖縄県の住宅地の状況 住宅地は、4.9%の上昇となり、今年も都道府県別では全国ナンバー1の伸びとなりま […]
今回は、沖縄でも見られる、土地所有者(個人地主・企業)が所有土地にホテルを建て運用する事例について考えてみましょう。土地活用として収益建物を建築して、収益を得るという行為は同じですが、よく見られる賃貸住宅経営とは少し異 […]
新型コロナウイルスがまん延し始めたのは20年3月頃から、そして4月には政府の要請を受けて全国の多くの企業が出社制限をかけました。21年以降は徐々に出社する頻度を増やし、流行状況を見計らいながらの状況が続きましたが、23 […]
ここでは、沖縄県における23年分の路線価の状況を見てみましょう。 路線価は国税庁から発表されます。そのため「最高地点」については、例えば、公示地価や基準地価のように、「市内最高地点」というような「市内」という区切りでは […]
ここからは、沖縄県の動向を見てみましょう。沖縄県の住宅地は、3.6%の上昇(前年はプラス2.0%)、商業地はプラス2.7%(前年はプラス0.7%)、で住宅地と商業地とも10年連続の上昇となりました。 沖縄県の調査地点 […]
2022年の新設住宅着工戸数の俯瞰 1月31日、国土交通省から2022年12月の「新設住宅着工戸数」が発表されました。これにより、2022年12カ月分の新設住宅着工戸数が出そろったことになります。 22年の1年を振り […]
人はどんな時に移動するのでしょう? 就職、進学、転職、転勤、などなど、都道府県を跨ぐ移動は、たいてい「人生の大きな転機」と言えるものでしょう。そして、その多くの場合、住居の移動を伴うことになります。進学する方の増減、 […]
現金や不動産や株式をある程度持っている方にとって、高齢になれば相続税が大きな悩みとなります。相続税は、いつか相続人が支払う必要のある、「国への隠れ債務」のようなものです。とくに、2015年の改正により、基礎控除額が減額 […]
全国各地で、中心市街地の再開発が進んでいます。2013年以降の金融緩和に伴う低金利は大きな要因ですが、一方で「建物自体」の老朽化が進んでいることも大きな要因です。 欧米各国では、建物はメンテンナンスやリノベーションを […]
沖縄県の分譲マンション価格が2015年半ば以降、上昇を続けていることは本サイトでも何度かお伝えしてきました。 分譲マンションの多くは、誰かに貸すのではなく自用として購入します。そのため、価格上昇の実感はマンション価格 […]
沖縄県の基準地価が9月20日公表されました。沖縄県が調査し国土交通省から発表されたものです。林地を除く全用途の平均変動率は前年比プラス2.7%(前年1.5%)で、2014年から9年連続で上昇となりました。全用途平均では […]
総務省より発表された最新の人口動態調査によれば、沖縄県の人口は 148万5670人で、前年よりも0.01%増えました。沖縄県は2022年対2021年比で唯一人口が増えている県でした。世帯数は68万4209世帯となりまし […]
22年8月9日、総務省より住民基本台帳に基づく2022年1月1日現在の人口動態調査が発表されました。 最新の調査結果によれば、日本国内に住む日本人の人口は、前年比で61万9140人減り、1億2322万3561人となり […]
7月1日に国税庁から路線価が発表されました(価格時点は1月1日)。2022年分の路線価は、全国では前年比0・5%増、2年ぶりの上昇となりました。 新型コロナウイルスの影響が徐々に少なくなり、経済活発化の兆しや人流の増 […]
高い上昇率を誇っていた沖縄県の地価は、新型コロナウイルスの影響を強く受けて上昇率に急ブレーキがかかりました。21年の住宅地の公示地価はプラス圏をやっと維持した状況でした。22年分の地価公示では、「新型コロナウイルスの影 […]
沖縄県不動産鑑定士協会が調査・分析している「沖縄県不動産DI調査」の第15回目が21年11月に公表されましたので、その内容を分析してみたいと思います。この調査は、沖縄県の土地価格、不動産取引、賃貸市場の動向について、県 […]
1月末に21年12月分の新設住宅着工戸数が国土交通省から公表されました。これにより、21年1年間分の着工戸数が出揃いました。 ここでは、全国と沖縄県の2013年~21年までの9ヵ年の数字を見ながら傾向を考察したいと思 […]
沖縄県における世帯数の状況 最新国勢調査によれば、我が国の世帯数は5583万世帯で前回調査から238万世帯、4.5%増となりました。人口減少は始まっていますが、世帯数は1920年の調査開始以来増え続けています。 沖縄県 […]
2020年10月に行われた国勢調査の集計結果が21年11月30日に公表されました。 全国の人口減少は続くも低下速度は弱まる。その背景に外国人の急増 2020年10月1日時点(以下調査時点は同じ)の日本国の人口は1億26 […]
2020年春から続いている新型コロナウイルスの影響は、地価にどのような影響を与えているのでしょうか?今回は、新型コロナウイルスの影響が出始めて2度目の都道府県地価調査となった21年9月21日に発表された2021年分の基 […]
近年の沖縄県では、新型コロナウイルスの影響が出た20-21年を除けば、不動産市況は概ね良好でした。その状況を住宅着工戸数の視点で見てみましょう。 図1は、2011年~2021年7月までの沖縄県における貸家着工戸数の推 […]
全国的に増える経年マンションとその課題 国土交通省によると、築40年を超えるマンションは全国に81万戸(2018年時点)あり、その10年後である2028年には2.4倍の198万戸、2038年には367万戸になるとされて […]
7月1日に2021年分の路線価が国税庁より発表されました。路線価は、価格時点は1月1日時点となっており、公示地価と同じです。路線価は、地価公示価格などを基にした価格(時価)の80%程度を目途に評価されていますので、そ […]
沖縄県不動産鑑定士協会が調査・分析している「沖縄県不動産DI調査」の第14回目が21年5月に公表されましたので、その内容を分析してみたいと思います。 この調査は、沖縄県の土地価格、不動産取引、賃貸市場の動向について、 […]
天気予報でよく聞く「平年より~」という言葉。天候の平年値が2021年5月19日から変わります。 平年値は、西暦で末尾に1のつく年に改定されます。現行(~5月18日まで)の平年値は、1981年~2010年の30年間の平 […]
新設住宅着工戸数は毎月最終日(平日)に1カ月遅れ(例えば3月分が4月末日に)で、国土交通省から発表されます。 2021年3月の新設住宅着工戸数(総数)は71787戸、前年同月比でプラス1.5%となりました。総数として […]
ここからは、沖縄県の状況をみてみましょう。 沖縄県と那覇市の公示地価変化率の推移 沖縄県における住宅地の地価は前年比プラス1.0%、商業地はプラス0.2%となりました。 住宅地・商業地ともプラスでしたが、昨年2020年 […]
2020年の振り返りと2021年の見通しをお伝えします。 2020年の不動産市況は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた状況となりました。 ただ、エリアにより落ち込み幅は大きく異なっています。 &nbs […]
それでは、次に沖縄県、那覇市について分析してみましょう。 2020年の都道府県別の基準地価において、沖縄県は住宅地・商業地とも上昇率は、昨年に続きトップとなりました。しかし、住宅地・商業地とも地価上昇は続いているもの […]
2020年の基準地価が9月29日に発表されました。 全用途(住宅・商業・工業)の全国平均は-0.6%で、2年連続続いたプラスから3年ぶりにマイナスになりました。全国的に、しばらく右肩上がりで、回復あるいは上昇を続けて […]
市況は、どのデータで読み解くべきか 住宅価格の状況(市況)を読み解くには、一定期間の間に該当エリアで多く取引されていることが求められます。また、物件取引が特定エリアに偏った状況ですと、正確に市況が把握できません。 住 […]
沖縄県、特に南部エリアは、日本で有数の「マンションが多いエリア」です。人口増加渦中にある沖縄県において、都市部での住宅地有効活用のためには、当然と言えるでしょう。 本土に目を向けると、1960年代・70年に都市への人 […]
実体経済は苦戦、しかし投資の世界はすでに回復 コロナショックの影響により、2020年4-6月のGDPは、史上最大級の下落幅となりました。飲食・アパレル・観光など多くの業界で厳しい状況が続いています。 一方で、株式市場に […]
現在賃貸住宅に暮らす4割以上の方が、「次も賃貸住宅に暮らしたい」と考えているようです。かつて、「賃貸住宅は仮の住まい」そして、「そのうちに持ち家を」というライフスタイルが主流でしたが、こうした考え方が変わってきているの […]
路線価とは何か? 相続税や贈与税の算定基準となる路線価の2020年分が、7月1日国税庁から発表されました。いくつか発表される地価の中で、不動産投資あるいは土地活用を考えている方には「重要な地価」と言えます。路線価には「相 […]
沖縄における不動産市況は、本土資本・海外資本などの投資家の影響を強く受けます。その結果、沖縄の不動産市況と、極めて似た動きをするのが(逆のいい方が正しいかもしれませんが)東京(首都圏)の不動産市況です。 新型コロナウイル […]
2020年の公示地価(価格時点:1月1日)が3月18日に発表され(詳細データは19日に発表)、全用途(住宅・商業・工業)平均が5年連続のプラスになりました。前年に続き、不動産好況の波が、さらに多くの地方圏にも波及している […]
賃貸住宅を探す方が物件を選ぶ思考の流れを、考えてみます。 まず、「○○辺りで、家賃○○くらいの物件に住みたい」と大まかな目途を付けます。そして、サイトなどで、これら2項目を中心に入力して、物件検索を行います。そこで、い […]
不動産投資を行う上で、賃貸需要を知ることは欠かせません。今回は、人口移動をキーワードに検討してみましょう。 歯止めがかからない一極集中 総務省は1月31日、2019年の人口移動報告を公表しました。外国人を含む移動者は、東 […]
テーマ:沖縄県 不動産市況 近年の沖縄の不動産市況いつもとは違う角度から検証してみましょう。 図1は、沖縄県での取引件数動向の様子を示しています。 図をみると2014年後半から2018年末くらいまでは土地(宅地)、マ […]
「オリンピック後に不動産価格は大暴落する」という記事は2017・18年頃に週刊誌などで、よく目にしました。 東京オリンピック後の不動産市況はどうなるのでしょうか? 業界関係者だけでなく、多くの国民に関心のあることだと […]
テーマ:貸家着工戸数 2020年の展望 2019年も残り僅かになりました。今年の全国と沖縄県の賃貸住宅市況を振り返りながら、2020年の展望を予測してみましょう。 (執筆時点(12月19日)で、2019年の住宅着工戸数 […]
テーマ:年収と持ち家比率 世帯数と持ち家比率 今回は、前回に引き続き沖縄県における持ち家と賃貸住宅について2つの視点から見てみます。 1) 年収が上がると持ち家比率は上がるのか まず、年収と持ち家比率の関係です。 図1 […]
住宅・土地統計には、世帯類型別の住まいの調査があります。 単独世帯・両親子供世帯・3世代世帯・母子(父子)世帯といった世帯別に、持ち家に住んでいるのか賃貸住宅に住んでいるのか、の比率がわかります。 沖縄県ではどの […]
最新の持ち家比率について 居住する世帯のある家について所有しているかどうか、その割合が持ち家比率です。持ち家の数は、3280万2000戸で前回調査(2013年)に比べて、64万戸増えました。持ち家比率は、61.2%で前 […]
10月19日に国土交通省から、基準地価(都道府県地価調査)が発表されました。 全国の対前年平均変動率は住宅地-0.1%、商業地+1.7%、工業地+1.0%となり、全用途平均では+0.4%となり、2年連続でプラスになりまし […]
前月も沖縄県下のマンションが高くなっていることに触れましたが、今回は他の地方中核都市と比べてどれくらい高くなっているのかを比較してみます。前回は中古マンション価格の分析でしたが、今回は新築マンション価格を中心に分析してみ […]
沖縄県における中古マンションの状況を見てみましょう。 まずは、価格から。 上図は昨年6月以降の県内の中古マンション価格の状況です。 成約件数がそれほど多くないため、成約単価は多少の波がありますが、平米単価は35万~45万 […]
路線価4年連続でプラス 7月1日に、国税庁から、路線価(価格時点は1月1日)が発表されました。路線価は、ご承知のとおり相続税や贈与税の算定基準となる地価で、価格時点が同じ1月1日の公示地価とは、少し価格に開きがあります。 […]
今回は沖縄県における賃貸住宅(貸家)の着工数の推移について、いくつかのデータを見てみましょう。 まず、1つ目のグラフは、2016年1月~2018年の月別貸家着工数の推移です。 ここからどんな事が読み取れるでしょうか? 2 […]
日本国内では、どのくらいの方が都道府県をまたいで、引っ越しするのでしょうか。 住民基本台帳は総務省が毎月発表しています。1月31日発表した住民基本台帳に基づく2018年1年間の人口移動報告では、国内における都道府県間移動 […]
沖縄県における不動産市況は、活況が続いています。 これをデータで確認してみましょう。 上図は、取引件数動向の景況感を示したものです(DI調査) 宅地・マンション・戸建・軍用地の4分類のうち、宅地・マンション・戸建の3 […]
沖縄県の小世帯化が進んでいます。 社会学における近代化は、農村・漁村などに代表される職住一体の共同体生活(ゲマインシャフト)から、都市部への移動を伴う、職住分離生活(ゲゼルシャフト)への移行です。 本土においては、196 […]
沖縄県には他県からどれくらいの人数が転居しているのでしょうか? 2017年時点の沖縄県の人口は、約146万人。一貫して増えています。 人口が増える要因は、出生数から死亡数を引いた数が増えていること(自然増)と転入者から […]
今回は、沖縄県と那覇市の基準地価の約40年間の動きについて考察してみましょう。 下図は、1976年から2018年までの沖縄県の基準地価の変動率を表したものです。 1975年以降、沖縄県では観光等新たな産業が成長し、地価上 […]
日本は低金利が長く続いています。不動産投資においては、借入金利は毎月のキャッシュフローに大きく関係してくるので非常に重要です。今回は、金利について詳しく見ていきたいと思います。 なぜ、住宅ローン低金利が続くのか 日銀は金 […]
古い街並みを残して、味わい深い街に住みたい?それとも、古い建物を取り壊して新しく生まれ変わった街に住みたいか? ヨーロッパの街並みなどを見ていると、古いたたずまいを残こすことに価値を見出すととともに、一方でその建物 […]
今回は9月18日に発表になった2018年基準地価について考察してみましょう。 公示地価と同じく基準地価でも、住宅地において沖縄県は全国で一番の上昇率を示しました。 2018年基準地価の概要 基準地価は各都道府県が主体と […]
今回は、不動産投資の利回りについて、区分マンションを事例にあげながら注意点について解説します。 一棟アパートでは、金額そのものは大きくなりますが、計算方法や考え方は同じですので、しっかりと理解していただきたいと思います […]
2018年も半分以上が過ぎました。夏至も過ぎて、日の長さは年末に向けて1日1日短くなっていきます。 沖縄県における不動産市況は、引き続き良好が続いています。 マンション価格は2013年以降上昇が続き、2018年分の住 […]
賃貸住宅リフォームの市場は、リフォーム市場全体の概ね20%近くを占めています。 賃貸住宅のリフォームは、チラシや広告などほとんどない目立たない分野ですが、1.3~1.5兆円近くにもなる巨大市場です。 賃貸住宅のリフォー […]
17日群馬南部で震度5弱、18日大阪~北摂エリアの広い範囲で震度6の地震が観測されました。 首都圏直下地震、南海トラフ地震など、そう遠くない未来に起こることが確実視されている地震が発生すると、兆の単位での被害とかなりの数 […]
賃貸住宅を契約した方は、どんな行動をとって契約したのか? リクルートSUUMOが2016年度の行ったアンケート調査をもとに分析してみましょう。 賃貸住宅の部屋探しの行動は、部屋を決めるまで以下のステップが一般的です。 […]
2018年3月27日に公示地価が発表されました。今年の沖縄県の地価公示は、どうだったのでしょうか?住宅地を中心に検証してみましょう。 公示地価は、住宅地・商業地・工業地 などに分かれていますが、2018年のこれら全用 […]
一般的に、転入者は賃貸住宅に住むことが多いとされています。 ある人(あるいは、ある世帯)が、都道府県を跨いで居住地を変える場合の理由は、概ね進学、就職、転勤です。その他にも結婚、離婚などの理由もありますが、海に囲まれた […]
1月~3月は、就職、進学、転勤などに伴い、新たな家選びが最も盛んな時期です。 また、この時期に引っ越しが集中するため、引っ越し費用が急に割高になる時期でもあります。少し前に目にした記事では、最近の人手不足を反映して、引 […]
2017年の1年間に沖縄県のマンションはどれだけ建てられたのでしょうか? 上図は沖縄県における分譲マンションの供給戸数の推移です。 この数字は大規模なマンションが建設供給されると一気に増えますが、県内において2013年に […]
2018年の1月末日、2017年12月分の国土交通省から新設住宅着工数が発表されました。 今回は、2017年の1~12月までの住宅着工数を整理し、考察してみましょう。 貸家は6年連続プラス 2017年、年間の新設住 […]
2015年1月からの相続税の変更について 2015年(平成27年)より相続税制が変更されました。 相続税は、相続資産の価値から基礎控除(非課税部分)を引いたものに税率をかけて、計算されます。この基礎控除部分が2015年1 […]
賃貸住宅に住む人は全国的に増えています。沖縄県でも例外ではありません。 その理由にはいくつかあります。 「大きなローンを抱えたくない」 「近隣住宅トラブルがあっても、すぐに引っ越せない」 「収入に対する将来不安」とい […]
今年もあとわずかとなりました。今年の賃貸住宅建設状況を振り返ってみましょう。 図3 図3は、2016年と2017年(12月半ば時点の最新データは10月まで)の月別の賃貸住宅建築数の推移です。 昨年2016年は一昨年に […]
首都圏のマンション価格の上昇にも陰りが見えてきました。下図は、不動研住宅価格指数(2014年までは、東証住宅価格指数と呼ばれていたものです。)の動きをグラフ化したものです。グラフの縦軸が指数(2000年1月=100)。 […]
8月31日に発表された2017年7月の住宅着工戸数(貸家分類)の数字は前年同月比マイナス3.7%でした。 2012年以降続いてきた賃貸住宅建設の伸びにブレーキがかかってきたようです。 図1 図1は2016年以降のデータ […]
古い賃貸住宅がなぜ空き家(空室)になるのでしょう?今回は、こんなシンプルな問題について考えてみましょう。 古い物件よりも新しい物件に住みたいと多くの方が思うことでしょう。しかし、同条件下では、新しい物件の方が古い物件に比 […]
沖縄県の物価は近年また上昇しているイメージがあります。 市内中心部や新開発・再開発エリアにおいては、ずいぶん高級なお店も増えています。 言うまでもなく物価は国民の生活に大きな影響を与えます。 おにぎり1つが800円にな […]
7月3日に国税庁から路線価が発表されました。 3月下旬に発表される公示地価とともに、不動産市況を知るためには重要に指標となる価格です。 公示地価は国土交通省が、地価公示法に基づき、標準値を設定し、その場所の地価を更地とし […]
あらゆる分野でIoTが進んでいます。 生活のあらゆる分野で、気づかなくてもネットテクノロジーが活用されています。今では、多くの車で、車の車体そのものがPCであり、電話でもあって、車は車体がネット接続された状態で走行してい […]
賃貸住宅を建てて賃貸住宅経営を始めようとしている方が最も気になることの1つは、 「空室が出て、賃料収入が想定よりも、少なくならないか?」ということでしょう。 1棟モノの賃貸住宅でも、ワンルームマンションでも同じように、何 […]
2005年ごろから日本の総人口は横ばい期を迎え、近年では日本の人口は減少基調となっています。 今後約50年間の年齢層別人口の予測を見てみましょう 図1 0~14歳の若年層 (幼児~学生) 15~64歳の生産年齢者 (主に […]
賃貸住宅を建てて賃貸住宅経営を始める方の目的は、オーナーによって異なると思いますが、大まかには、次に3つに分類されると思います。 1) 遊休土地の有効活用として 2) 節税のため 3) 投資収益獲得のため(あるいは、私 […]
前回述べたように、2017年の地価公示が発表され、住宅地における前年からの伸び率で沖縄県がトップとなりました。 昨年は上昇率3位でしたが、震災復興県が上位2県でしたので、純粋には2年連続のトップと言っていいでしょう。 […]
3月21日に2017年分の地価公示が発表されました。 2017年の地価公示では、9年ぶりに住宅地(全国)がプラスになったことがメディアで大きく報じられました。 0.002%とわずかなプラスですが、リーマンショック前以来 […]
前回では、沖縄県における住宅着工数(総数)の30年間を振り返りました。 今回は、そのなかでも貸家(賃貸用住宅)の着工数にフォーカスして、推移を検証してみましょう。 沖縄県は、新設される住宅の半数以上が貸家となっています […]
沖縄県内における新築着工数の30年間を振り返ってみましょう。 昨今AIを使った予測が話題となっています。 AIといっても、基本的にはデータサイエンスなので、「過去のデータから未来を予測する」ということになります。裏を返 […]
沖縄県は持ち家率の少ない県として知られている。 図4 図4のように、47都道府県の中で東京都についで2番目に低い持ち家率(48%)となっている。 東京都が低いのは進学・就職等での人口流入が多いためだが、県内の低さは持ち家 […]
不動産市況を測る指標の1つは、中古マンションの売れ行き状況、価格推移を見ることだ。 特に、居住用不動産(実需用不動産、あるいは自用の不動産という)においては、最もオーソドックスな指標と言っていいだろう。 2009年より公 […]
2017年が始まって数週間(本連載は1月12日に執筆)が経った。 昨年の不動産市況は、「そろそろ天井か?下落基調が鮮明になるのか?と言われつつも、軟調ながら、好調をキープしていた1年だった。 今年2017年の不動産市況は […]