賃貸住宅建築融資における3つの信用力とは?
土地活用としての賃貸住宅投資において、大半の方は建築費用を金融機関からの融資でまかないます。株式投資等と異なり、融資を受けて投資ができることが賃貸住宅建築を含む不動産関連投資の特徴の1つです。 例えば、分譲マンション […]
土地活用としての賃貸住宅投資において、大半の方は建築費用を金融機関からの融資でまかないます。株式投資等と異なり、融資を受けて投資ができることが賃貸住宅建築を含む不動産関連投資の特徴の1つです。 例えば、分譲マンション […]
借り入れ金利の2つのパターン 賃貸住宅建築や不動産投資を行う際には、多くの方は自己資金の多くを諸経費などに充てて、残りは金融機関からの借り入れで建築(あるいは購入)されます。 金利によって支払金額に差がでますので、金 […]
2022年の新設住宅着工戸数の俯瞰 1月31日、国土交通省から2022年12月の「新設住宅着工戸数」が発表されました。これにより、2022年12カ月分の新設住宅着工戸数が出そろったことになります。 22年の1年を振り […]
例年、10月半ば頃になると「生命保険控除」が届き、「そろそろ、源泉徴収や確定申告が近づいてきたな」と多くの方が思うことでしょう。少しずつ寒くなってくるこのごろ、「今年もあと少し」という時期になります。 ご承知のとおり […]
全国各地で、中心市街地の再開発が進んでいます。2013年以降の金融緩和に伴う低金利は大きな要因ですが、一方で「建物自体」の老朽化が進んでいることも大きな要因です。 欧米各国では、建物はメンテンナンスやリノベーションを […]
沖縄県の分譲マンション価格が2015年半ば以降、上昇を続けていることは本サイトでも何度かお伝えしてきました。 分譲マンションの多くは、誰かに貸すのではなく自用として購入します。そのため、価格上昇の実感はマンション価格 […]
沖縄県の基準地価が9月20日公表されました。沖縄県が調査し国土交通省から発表されたものです。林地を除く全用途の平均変動率は前年比プラス2.7%(前年1.5%)で、2014年から9年連続で上昇となりました。全用途平均では […]
2022年の都道府県地価調査(=基準地価)が9月20日に公表されました(基準地価価格時点:7月1日)。新型コロナウイルスの経済に与える影響が徐々に収まり始め経済活動が正常化している中で、不動産の需要が高まりを見せていま […]
7月1日に国税庁から路線価が発表されました(価格時点は1月1日)。2022年分の路線価は、全国では前年比0・5%増、2年ぶりの上昇となりました。 新型コロナウイルスの影響が徐々に少なくなり、経済活発化の兆しや人流の増 […]
賃貸住宅入居者の物件選びのポイントは、アンケート調査を行えば常に上位をしめる「変化しない要因、普遍的な要因」と時代の流れに応じて変わる「変化する要因」に分かれるようです。 今回は、普遍的な賃貸住宅ニーズとは何かと、増 […]
不動産投資の基準の1つとして多くの投資家が目安としているキャップレートですが、その最新のもの(2022年4月時点のもの)(財)日本不動産研究所から発表されました。 キャップレートについては、本サイト上で何度か取り上げ […]
22年5月18日より、不動産取引(売買・賃貸)にかかわる契約等の手続きが全面的にオンラインで行うことができるようになりました。 21年5月 19 日に公布された「デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法 […]
沖縄県不動産鑑定士協会が調査・分析している「沖縄県不動産DI調査」の第15回目が21年11月に公表されましたので、その内容を分析してみたいと思います。この調査は、沖縄県の土地価格、不動産取引、賃貸市場の動向について、県 […]
1月末に21年12月分の新設住宅着工戸数が国土交通省から公表されました。これにより、21年1年間分の着工戸数が出揃いました。 ここでは、全国と沖縄県の2013年~21年までの9ヵ年の数字を見ながら傾向を考察したいと思 […]
沖縄県における世帯数の状況 最新国勢調査によれば、我が国の世帯数は5583万世帯で前回調査から238万世帯、4.5%増となりました。人口減少は始まっていますが、世帯数は1920年の調査開始以来増え続けています。 沖縄県 […]
長期資産運用の最大リスクは、インフレ 長期的な資産運用を行おうとするときには,「物価が大きく上昇すること(=インフレ時)で,その資産そのものが目減りしてしまう」ということが、最大の懸案です。お金=現金という資産は、イン […]
不動産市況DI調査 今回は、公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が年4回公表している不動産市況DI調査の最新版「第23回調査」をもとに、このところの不動産市況や賃貸住宅市況について見てみましょう。 (注: […]
築20年の悩み? 日本においては、賃貸住宅の入居者は新築物件などの築浅物件を好む傾向にあります。アメリカなど欧米諸国では、「築年数にあまりこだわらない」傾向のようですが、日本では新築物件や築浅物件に人気が集まります。 […]
2020年春から続いている新型コロナウイルスの影響は、地価にどのような影響を与えているのでしょうか?今回は、新型コロナウイルスの影響が出始めて2度目の都道府県地価調査となった21年9月21日に発表された2021年分の基 […]
リーマンショックによる大きな落ち込みから、不動産市況が好転し始めたのは2012年の半ばごろからです。当時は民主党政権の最終盤期でした。2012年の年末に政権交代、そして2013年5月には日銀総裁の交代を機に、大胆な金融 […]
近年の沖縄県では、新型コロナウイルスの影響が出た20-21年を除けば、不動産市況は概ね良好でした。その状況を住宅着工戸数の視点で見てみましょう。 図1は、2011年~2021年7月までの沖縄県における貸家着工戸数の推 […]
全国的に増える経年マンションとその課題 国土交通省によると、築40年を超えるマンションは全国に81万戸(2018年時点)あり、その10年後である2028年には2.4倍の198万戸、2038年には367万戸になるとされて […]
賃貸住宅経営が始まると密な関係になる管理会社 賃貸住宅経営が始まると、たいていの方は管理会社(PM会社)に運営にかかる多くを依頼します。この管理会社の役割は、物件の管理(維持管理・清掃・メンテナンスなど)の他、入居者管 […]
所有者不明土地とは、「不動産登記簿により所有者が直ちに判明せず又は判明しても連絡がつかない土地」のことを指し、これが近年大きな問題となっています。今回は、「所有者不明土地の問題」について解説します。 22%以上の土地が […]
3月23日夕方に21年分の公示地価が国土交通省より発表されました。 公示地価の価格時点は1月1日。つまり、「1月1日時点の地価」が3月に発表されるわけです。 そのため今年の地価公示は、「新型コロナウイルスの影響が出始 […]
国土交通省から1月末に2020年12月分の建築着工統計調査が発表されました。これにより2020年1~12月、年間の数字が出そろいました。 2020年の全国新築住宅着工戸数(全分類合計)は前年比マイナス9.9%の81万5 […]
空き家は何が問題なのか 「空き家が全国的に社会問題化している」といわれています。空き家が多く存在すると、どんな問題があるのでしょう。 空き家が多くあると、防犯上よくない、街の景観がよくない、土地(不動産)の有効活用がで […]
2020年の振り返りと2021年の見通しをお伝えします。 2020年の不動産市況は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた状況となりました。 ただ、エリアにより落ち込み幅は大きく異なっています。 &nbs […]
世界が大きく揺れた2020年もあと1カ月あまりとなりました。 国内・海外とも再び感染者が増え、海外では再びロックダウンする地域も出ています。日本では連日最高感染者数を記録し、いつ再び緊急事態宣言が出されてもおかしくない […]
2020年の基準地価が9月29日に発表されました。 全用途(住宅・商業・工業)の全国平均は-0.6%で、2年連続続いたプラスから3年ぶりにマイナスになりました。全国的に、しばらく右肩上がりで、回復あるいは上昇を続けて […]
市況は、どのデータで読み解くべきか 住宅価格の状況(市況)を読み解くには、一定期間の間に該当エリアで多く取引されていることが求められます。また、物件取引が特定エリアに偏った状況ですと、正確に市況が把握できません。 住 […]
沖縄県、特に南部エリアは、日本で有数の「マンションが多いエリア」です。人口増加渦中にある沖縄県において、都市部での住宅地有効活用のためには、当然と言えるでしょう。 本土に目を向けると、1960年代・70年に都市への人 […]
現在賃貸住宅に暮らす4割以上の方が、「次も賃貸住宅に暮らしたい」と考えているようです。かつて、「賃貸住宅は仮の住まい」そして、「そのうちに持ち家を」というライフスタイルが主流でしたが、こうした考え方が変わってきているの […]
テレワークはどれくらいの企業が実施しているのでしょうか? 近畿圏でのデータがありましたので、それを見てみると、緊急事態宣言下のテレワーク実施率は、25.8%でした。5月に入ると若干低下傾向にあり、今後も新型コロナの感染者 […]
路線価とは何か? 相続税や贈与税の算定基準となる路線価の2020年分が、7月1日国税庁から発表されました。いくつか発表される地価の中で、不動産投資あるいは土地活用を考えている方には「重要な地価」と言えます。路線価には「相 […]
■新築・中古マンションの年収倍率推移 (出典)株式会社東京カンテイ 年収倍率とは、その年の各都道府県で分譲された新築マンション価格と築10年中古マンション価格(70㎡換算)をそれぞれ平均年収で […]
沖縄における不動産市況は、本土資本・海外資本などの投資家の影響を強く受けます。その結果、沖縄の不動産市況と、極めて似た動きをするのが(逆のいい方が正しいかもしれませんが)東京(首都圏)の不動産市況です。 新型コロナウイル […]
月単位の不動産関連・住宅関連データの多くは、「例えば1月分のデータの公表は3月末」、という感じで数か月のタイムラグがあります。コロナウイルスによる経済の滞りが本格的におこったのは2月末くらいからですので、あと数か月待た […]
賃貸住宅を探す方が物件を選ぶ思考の流れを、考えてみます。 まず、「○○辺りで、家賃○○くらいの物件に住みたい」と大まかな目途を付けます。そして、サイトなどで、これら2項目を中心に入力して、物件検索を行います。そこで、い […]
2020年4月から住宅金融支援機構の「フラット35」の制度が一部変更になります。毎年(例年4月と10月)、政策的に少しずつ制度変更が行われていますが、2020年4月からの制度変更は、賃貸住宅投資(土地活用としての賃貸住宅 […]
不動産の価格の特性 不動産といっても、実際にはそこにある「モノ」ですから、他のモノやサービスと同じで需要と供給のバランス(一致点=交点)で価格が決まります。しかし、不動産には同じものが2つとありません。そして、同じく資 […]
「オリンピック後に不動産価格は大暴落する」という記事は2017・18年頃に週刊誌などで、よく目にしました。 東京オリンピック後の不動産市況はどうなるのでしょうか? 業界関係者だけでなく、多くの国民に関心のあることだと […]
テーマ:賃貸住宅建築 自己資金 賃貸住宅を購入する時、もしくは所有する土地に賃貸住宅を建てる時に、どのように資金調達していることが多いのでしょうか。 上図は、最近、国土交通省が行ったアンケートを集計したものです。 ま […]
テーマ:貸家着工戸数 2020年の展望 2019年も残り僅かになりました。今年の全国と沖縄県の賃貸住宅市況を振り返りながら、2020年の展望を予測してみましょう。 (執筆時点(12月19日)で、2019年の住宅着工戸数 […]
テーマ:賃貸住宅のリフォーム・リノベーション 、収益シュミレーション 賃貸住宅のリフォームについて考えてみたいと思います。 入退去に伴う、リペア(修繕)や室内クリーニングは、身近な事だと思います。しかし、30年以上の賃 […]
テーマ:年収と持ち家比率 世帯数と持ち家比率 今回は、前回に引き続き沖縄県における持ち家と賃貸住宅について2つの視点から見てみます。 1) 年収が上がると持ち家比率は上がるのか まず、年収と持ち家比率の関係です。 図1 […]
住宅・土地統計には、世帯類型別の住まいの調査があります。 単独世帯・両親子供世帯・3世代世帯・母子(父子)世帯といった世帯別に、持ち家に住んでいるのか賃貸住宅に住んでいるのか、の比率がわかります。 沖縄県ではどの […]
最新の持ち家比率について 居住する世帯のある家について所有しているかどうか、その割合が持ち家比率です。持ち家の数は、3280万2000戸で前回調査(2013年)に比べて、64万戸増えました。持ち家比率は、61.2%で前 […]
住宅・土地調査とはどんな調査なのか 「住宅・土地統計調査」は、総務省が主体となって調査を行い、公表されています。 私たちの住まいの実態を全国規模で、また地域別で把握できる唯一の調査で、住宅分野の最重要調査の1つです。 […]
前月も沖縄県下のマンションが高くなっていることに触れましたが、今回は他の地方中核都市と比べてどれくらい高くなっているのかを比較してみます。前回は中古マンション価格の分析でしたが、今回は新築マンション価格を中心に分析してみ […]
沖縄県における中古マンションの状況を見てみましょう。 まずは、価格から。 上図は昨年6月以降の県内の中古マンション価格の状況です。 成約件数がそれほど多くないため、成約単価は多少の波がありますが、平米単価は35万~45万 […]
路線価4年連続でプラス 7月1日に、国税庁から、路線価(価格時点は1月1日)が発表されました。路線価は、ご承知のとおり相続税や贈与税の算定基準となる地価で、価格時点が同じ1月1日の公示地価とは、少し価格に開きがあります。 […]
今回は沖縄県における賃貸住宅(貸家)の着工数の推移について、いくつかのデータを見てみましょう。 まず、1つ目のグラフは、2016年1月~2018年の月別貸家着工数の推移です。 ここからどんな事が読み取れるでしょうか? 2 […]
日本国内では、どのくらいの方が都道府県をまたいで、引っ越しするのでしょうか。 住民基本台帳は総務省が毎月発表しています。1月31日発表した住民基本台帳に基づく2018年1年間の人口移動報告では、国内における都道府県間移動 […]
沖縄県における不動産市況は、活況が続いています。 これをデータで確認してみましょう。 上図は、取引件数動向の景況感を示したものです(DI調査) 宅地・マンション・戸建・軍用地の4分類のうち、宅地・マンション・戸建の3 […]
沖縄県には他県からどれくらいの人数が転居しているのでしょうか? 2017年時点の沖縄県の人口は、約146万人。一貫して増えています。 人口が増える要因は、出生数から死亡数を引いた数が増えていること(自然増)と転入者から […]
10月15日、安倍首相は予定通り2019年10月から消費税を現行の8%から10%に引き上げることを表明しました。 消費税10%への道 思い起こせば、2013年10月に「2014年4月から、5%を8%に引き上げること」、併 […]
今回は、沖縄県と那覇市の基準地価の約40年間の動きについて考察してみましょう。 下図は、1976年から2018年までの沖縄県の基準地価の変動率を表したものです。 1975年以降、沖縄県では観光等新たな産業が成長し、地価上 […]
日本は低金利が長く続いています。不動産投資においては、借入金利は毎月のキャッシュフローに大きく関係してくるので非常に重要です。今回は、金利について詳しく見ていきたいと思います。 なぜ、住宅ローン低金利が続くのか 日銀は金 […]
古い街並みを残して、味わい深い街に住みたい?それとも、古い建物を取り壊して新しく生まれ変わった街に住みたいか? ヨーロッパの街並みなどを見ていると、古いたたずまいを残こすことに価値を見出すととともに、一方でその建物 […]
今回は9月18日に発表になった2018年基準地価について考察してみましょう。 公示地価と同じく基準地価でも、住宅地において沖縄県は全国で一番の上昇率を示しました。 2018年基準地価の概要 基準地価は各都道府県が主体と […]
土地活用には様々な種類があります。オーナーが所有する土地に何らかの建物建てて、あるいは設備を備えて賃貸するものが、「土地活用」です。かつては「遊休地活用」と呼ばれることも多かったようですが、今では「土地活用」と称するのが […]
今回は、不動産投資の利回りについて、区分マンションを事例にあげながら注意点について解説します。 一棟アパートでは、金額そのものは大きくなりますが、計算方法や考え方は同じですので、しっかりと理解していただきたいと思います […]
賃貸住宅リフォームの市場は、リフォーム市場全体の概ね20%近くを占めています。 賃貸住宅のリフォームは、チラシや広告などほとんどない目立たない分野ですが、1.3~1.5兆円近くにもなる巨大市場です。 賃貸住宅のリフォー […]
17日群馬南部で震度5弱、18日大阪~北摂エリアの広い範囲で震度6の地震が観測されました。 首都圏直下地震、南海トラフ地震など、そう遠くない未来に起こることが確実視されている地震が発生すると、兆の単位での被害とかなりの数 […]
賃貸住宅を契約した方は、どんな行動をとって契約したのか? リクルートSUUMOが2016年度の行ったアンケート調査をもとに分析してみましょう。 賃貸住宅の部屋探しの行動は、部屋を決めるまで以下のステップが一般的です。 […]
2018年3月27日に公示地価が発表されました。今年の沖縄県の地価公示は、どうだったのでしょうか?住宅地を中心に検証してみましょう。 公示地価は、住宅地・商業地・工業地 などに分かれていますが、2018年のこれら全用 […]
1月~3月は、就職、進学、転勤などに伴い、新たな家選びが最も盛んな時期です。 また、この時期に引っ越しが集中するため、引っ越し費用が急に割高になる時期でもあります。少し前に目にした記事では、最近の人手不足を反映して、引 […]
2017年の1年間に沖縄県のマンションはどれだけ建てられたのでしょうか? 上図は沖縄県における分譲マンションの供給戸数の推移です。 この数字は大規模なマンションが建設供給されると一気に増えますが、県内において2013年に […]
2018年の1月末日、2017年12月分の国土交通省から新設住宅着工数が発表されました。 今回は、2017年の1~12月までの住宅着工数を整理し、考察してみましょう。 貸家は6年連続プラス 2017年、年間の新設住 […]
2017年10月1日より、「賃貸取引にかかるIT重要事項説明」が本格的に運用開始されました。 まず重要事項説明(以下重説)とはどんなものでしょう。 売買契約や賃貸借契約などの不動産取引に際して重要事項説明書に基づき、契 […]
賃貸住宅に住む人は全国的に増えています。沖縄県でも例外ではありません。 その理由にはいくつかあります。 「大きなローンを抱えたくない」 「近隣住宅トラブルがあっても、すぐに引っ越せない」 「収入に対する将来不安」とい […]
今年もあとわずかとなりました。今年の賃貸住宅建設状況を振り返ってみましょう。 図3 図3は、2016年と2017年(12月半ば時点の最新データは10月まで)の月別の賃貸住宅建築数の推移です。 昨年2016年は一昨年に […]
首都圏のマンション価格の上昇にも陰りが見えてきました。下図は、不動研住宅価格指数(2014年までは、東証住宅価格指数と呼ばれていたものです。)の動きをグラフ化したものです。グラフの縦軸が指数(2000年1月=100)。 […]
8月31日に発表された2017年7月の住宅着工戸数(貸家分類)の数字は前年同月比マイナス3.7%でした。 2012年以降続いてきた賃貸住宅建設の伸びにブレーキがかかってきたようです。 図1 図1は2016年以降のデータ […]
古い賃貸住宅がなぜ空き家(空室)になるのでしょう?今回は、こんなシンプルな問題について考えてみましょう。 古い物件よりも新しい物件に住みたいと多くの方が思うことでしょう。しかし、同条件下では、新しい物件の方が古い物件に比 […]
沖縄県の物価は近年また上昇しているイメージがあります。 市内中心部や新開発・再開発エリアにおいては、ずいぶん高級なお店も増えています。 言うまでもなく物価は国民の生活に大きな影響を与えます。 おにぎり1つが800円にな […]
メディアが、金融機関によるアパートローンの貸し出し残高が増えていることを報じています。 これまで、何度か「バブル」や「ミニバブル」と呼ばれた頃、いまと同じように不動産関連向けの貸し出しが増えた際に、その現状を把握した監 […]
7月3日に国税庁から路線価が発表されました。 3月下旬に発表される公示地価とともに、不動産市況を知るためには重要に指標となる価格です。 公示地価は国土交通省が、地価公示法に基づき、標準値を設定し、その場所の地価を更地とし […]
あらゆる分野でIoTが進んでいます。 生活のあらゆる分野で、気づかなくてもネットテクノロジーが活用されています。今では、多くの車で、車の車体そのものがPCであり、電話でもあって、車は車体がネット接続された状態で走行してい […]
賃貸住宅を建てて賃貸住宅経営を始めようとしている方が最も気になることの1つは、 「空室が出て、賃料収入が想定よりも、少なくならないか?」ということでしょう。 1棟モノの賃貸住宅でも、ワンルームマンションでも同じように、何 […]
賃貸住宅を建てて賃貸住宅経営を始める方の目的は、オーナーによって異なると思いますが、大まかには、次に3つに分類されると思います。 1) 遊休土地の有効活用として 2) 節税のため 3) 投資収益獲得のため(あるいは、私 […]
前回述べたように、2017年の地価公示が発表され、住宅地における前年からの伸び率で沖縄県がトップとなりました。 昨年は上昇率3位でしたが、震災復興県が上位2県でしたので、純粋には2年連続のトップと言っていいでしょう。 […]
3月21日に2017年分の地価公示が発表されました。 2017年の地価公示では、9年ぶりに住宅地(全国)がプラスになったことがメディアで大きく報じられました。 0.002%とわずかなプラスですが、リーマンショック前以来 […]
前回では、沖縄県における住宅着工数(総数)の30年間を振り返りました。 今回は、そのなかでも貸家(賃貸用住宅)の着工数にフォーカスして、推移を検証してみましょう。 沖縄県は、新設される住宅の半数以上が貸家となっています […]
沖縄県内における新築着工数の30年間を振り返ってみましょう。 昨今AIを使った予測が話題となっています。 AIといっても、基本的にはデータサイエンスなので、「過去のデータから未来を予測する」ということになります。裏を返 […]
沖縄県は持ち家率の少ない県として知られている。 図4 図4のように、47都道府県の中で東京都についで2番目に低い持ち家率(48%)となっている。 東京都が低いのは進学・就職等での人口流入が多いためだが、県内の低さは持ち家 […]
不動産市況を測る指標の1つは、中古マンションの売れ行き状況、価格推移を見ることだ。 特に、居住用不動産(実需用不動産、あるいは自用の不動産という)においては、最もオーソドックスな指標と言っていいだろう。 2009年より公 […]
2017年が始まって数週間(本連載は1月12日に執筆)が経った。 昨年の不動産市況は、「そろそろ天井か?下落基調が鮮明になるのか?と言われつつも、軟調ながら、好調をキープしていた1年だった。 今年2017年の不動産市況は […]
沖縄県は、他県からの流入者が多い県と言われている(人口対比での多さ)。 以前にも書いたが、那覇市は平成25年のデータでは、人口対比4.77%と、全国で12位となっている。 転入の理由としては、就職、転勤、が多い。 […]
2016年の半ばごろから、新聞などでは、「賃貸住宅建設、バブルの様相。空室率高まる。」という記事が散見された。 実際はどうなのだろうか? 新築住宅着工戸数を見ると、賃貸住宅(貸家)は、2016年1月~10月(11月 […]
土地を所有する方が賃貸住宅等を建てる際に建築資金(その他付帯施設含む)を融資するのが、アパートローンと呼ばれるものだ。 土地活用を行う多くの方が、各種金融機関を通じて利用されるローンのことだ。 金融機関関係者と話してい […]
賃貸住宅のお部屋選びの際に、最初の基準となるのは、立地と家賃、そして、築年数などがあげられる。 そして、いくつかの候補が定まったときに、次に注目するポイントが賃貸住宅に付属する設備であろう。 賃貸住宅選びの際、家賃がたと […]
何歳くらいの時に家を購入するのが一般的か? このことを、賃貸住宅に住む人と持ち家に住む人の比率というデータで検証してみたい。 (図2) 図2は、親族世帯(夫婦と子供からなる世帯)における住まいを貸家(賃貸住宅)と持ち家の […]
近年賃貸住宅に住む人が増えている。 賃貸住宅は主に2種類の需要があって、 1) 一時的な住まいとしての賃貸住宅と 2) 将来所有する前のすまいとしての賃貸住宅というものだ。 1の一時的なものとしては、進学や就職の際、ある […]
今回は、賃貸住宅オーナーの状況について分析してみたい。 まずは、法人形態をとっているか、個人経営かのグラフを示したのが図3だ。 (図3) 圧倒的に個人経営が多く、8割を超えている。 法人形態にすると、経費などの融通のきく […]
大都市圏や地方主要都市でのマンション価格は、2013年以降上昇基調が続いている。 首都圏においては、かなり高くなってきていることもあって、2016年の5月以降、若干の弱含み感が出てきているが、それも僅かな状況で、超一等地 […]
2016年 6月半ばの日経新聞に 「これまでリスクの(ほとんど)ない国債での運用が基本だったゆうちょ銀行や年金基金(GPIF)がリスク資産への投資に向かう」という記事が1面トップで掲載された。 ゆうちょ銀行は国内で最大 […]
賃貸住宅の建物構造は、どんなものが多いのだろうか。 日本全国においては、鉄骨造(S造や、ハウスメーカーやアパート専業メーカーが造る、軽量鉄骨)、鉄筋コンクリート造(RC造)、木造、の3つの工法でほとんどが建てられている。 […]
賃貸住宅需要に人口流入が大きな影響を及ぼすことは、広く知られている。 また本サイトにおいては【沖縄県の賃貸住宅着工数はなぜ増えているのか?】に述べた。 沖縄県において、県をまたいで、住民票を移しての移動(つまり内地=県 […]