24年最新 沖縄県の基準地価の動向
4年分の基準地価が公表されました。沖縄県の基準地価は、引き続き上昇が続いています。ここでは、住宅地と商業地に分けて見てみましょう。 沖縄県の基準地価:住宅地の状況 沖縄県の住宅地の基準地価は前年比プラス5.8%で、都 […]
4年分の基準地価が公表されました。沖縄県の基準地価は、引き続き上昇が続いています。ここでは、住宅地と商業地に分けて見てみましょう。 沖縄県の基準地価:住宅地の状況 沖縄県の住宅地の基準地価は前年比プラス5.8%で、都 […]
9月17日に2024年分の都道府県地価調査の結果が公表されました。都道府県地価調査は、都道府県が調査主体となって行われます。この調査結果により公表される地価は、「基準地」の地価ということで、「基準地価」とも呼ばれます。 […]
24年の全国の貸家(=賃貸住宅)の新規建築数は、国土交通省「新設住宅着工戸数」の貸家のデータをみれば、概ね昨年並みの年間34万戸台ペースとなっています。「持ち家」や「分譲戸建」が大きく落としている中で、「貸家」だけが健 […]
沖縄県内においても、民間企業を活用しての公的不動産の再開発、建て替え、新規建築、といった不動産ソリューションを通じて、地域の活性化を促す活動が広まっています。 公的機関の保有する不動産の活用は、民間活用で大きく前進 […]
2015年に改正された相続税制度ですが、これにより税を納める対象者が増えました。また、近年保有資産評価額(株価や不動産価格)上昇していますので、控除額を上回る資産を受け継ぐ方、つまり相続税を納めるべき方も増えています。 […]
不動産市況が活性化してくると価格が上昇傾向となり、保有している収益不動産(投資用不動産)を売却しようと考える方が増えます。一方で、まだ上昇は続くと考える方や、これから始めようとされる方は、物件購入をします。株式市場と同 […]
総務省から7月24日に、住民基本台帳に基づく2024年1月1日時点の人口動態調査が発表されました。 最新の全国の人口動態 日本の総人口(外国人を含む)は1億2488万人で前年より53万人減少しました。日本の人口のピー […]
90年代前半の沖縄本島でのタクシー初乗り料金は、380円だったと記憶しています。何度か値上げが繰り返され(450円や540円などがありました)、24年現在の初乗り料金(標準)は600円となっています。タクシーだけでなく […]
5月22日に長期国債(10年物)の金利が一時1%を超えました。これは11年ぶりのことで、日銀による金融緩和政策を徐々に収束させる流れを見越してのことのようです。 長期金利だけでなく短期金利においても金利上昇の憶測が広 […]
「住宅・土地統計調査」は、総務省が5年に1度実施する国の基幹統計調査です。本調査は標本調査ですが、全世帯の1/17にあたる340万世帯を対象にした大規模な調査と言えるでしょう。2023年は調査年にあたり、その速報結果が […]
毎年、不動産関連の新制度がいくつか施行されますが、24年4月からも、いくつかの制度が始まります。ここでは、24年4月1日から始まる「相続登記の義務化」と「省エネ性能ラベル表示」について解説します。 相続登記義務化 2 […]
総務省から2023年10月1日現在の日本の人口が発表されました(発表日:24年4月12日)。これによれば、日本の総人口は1億2435万2千人で、前年から59.5万人の減少、これを日本人だけでみれば1億2119万3千人で […]
医療施設には、総合病院、クリニック、介護施設などありますが、沖縄県においても今後は高齢化がさらに進むことは確実ということもあって、新設・建て替え・増床などが今度増えるでしょう。 病院建て替えなどの理由 医療法人が病院 […]
3月4日には史上初めて日経平均が4万円を超えて、連日最高値を更新した日々が続きました。日米とも株式市場は好調ですが、しかし、11日には大きく下落するなど、本文でもお伝えしますが、日銀の金融政策の動向を探りながら、上下の […]
24年1月31日に23年12月分の新設住宅着工戸数が公表されました。これにより、23年1年間分の数字が出揃い、年間計を算出することができます。 23年年間の新設住宅着工戸数の分析、とくに貸家(賃貸住宅)にフォーカスして […]
24年1月30日に、2023年1年間の人口移動報告が総務省より発表されました。地域を超えての移動の際には、たいてい住居の転居が伴います。また、人口の増減は、住まいだけでなく商業施設をはじめとした各種不動産の稼働状況にも […]
毎年2月になれば、「確定申告をしなければ・・」と思いを巡らせる賃貸住宅オーナーの方も多いことでしょう。また、「つい忘れてしまった」、「申告期限を過ぎてしまった」という方も少なくありません。特に、今年から賃貸住宅経営を始 […]
「将来の日本の、そして各都市の人口・世帯数がどのような変遷をたどるのか」は住宅需要・賃貸住宅需要に大きな影響を与えます。将来人口・世帯数の推計は、国立社会保障・人口問題研究所が行っており、それをもとに国の様々な政策(社 […]
日銀による金融緩和策の出口模索の様相が、ちらちらと見え始めました。それに呼応するように、為替相場の振れ幅も大きくなっています。1ドル150円前後でしばらく推移していましたが、ここ1週間は141円台~146円台荒い展開と […]
日本不動産研究所から最新の「第49回不動産投資家調査」(11月27日)が公表されました。この調査は、アセットマネジメント会社・デベロッパー・銀行・投資銀行・生命保険会社・不動産賃貸業などへ、「期待利回り」(=キャップレ […]
インフレに強い資産と言われる賃貸用不動産。土地活用として賃貸住宅経営を始める方、分譲される賃貸住宅を購入される方、区分マンションに投資される方が、ますます増えており、全国主要都市のキャップレートはどこも最低水準となって […]
引き続き物価上昇が続いています。様々な物の値段が上がっている中で、建設工事費関連の価格も同様に価格上昇が続いています。 これまで、建築工事費は2013年頃から上昇が目立ち始めましたが、その後も工事費は上昇しており、ま […]
沖縄県における持ち家比率は、大きく低下しています。住宅価格が高くなり、「手が出ない」からという理由もあるかもしれませんが、「賃貸住宅で充分」、「賃貸住宅の方がスマートな暮らしができる」という「積極的賃貸派」とよばれる方 […]
23年の沖縄県内の基準地価についてはこちらで解説しました。俯瞰してみれば、地方圏の地価上昇が目立つ結果となりました。加えて、地方主要都市の周辺地域の上昇も目立ちました。 住宅地地価では沖縄県が上昇率1位でしたが、上昇 […]
発表された沖縄県の基準地価は、全用途平均で前年比プラス4.9%(昨年は2.7%)、10年連続の上昇となりました。 沖縄県の住宅地の状況 住宅地は、4.9%の上昇となり、今年も都道府県別では全国ナンバー1の伸びとなりま […]
今回は、沖縄でも見られる、土地所有者(個人地主・企業)が所有土地にホテルを建て運用する事例について考えてみましょう。土地活用として収益建物を建築して、収益を得るという行為は同じですが、よく見られる賃貸住宅経営とは少し異 […]
新型コロナウイルスがまん延し始めたのは20年3月頃から、そして4月には政府の要請を受けて全国の多くの企業が出社制限をかけました。21年以降は徐々に出社する頻度を増やし、流行状況を見計らいながらの状況が続きましたが、23 […]
ここでは、沖縄県における23年分の路線価の状況を見てみましょう。 路線価は国税庁から発表されます。そのため「最高地点」については、例えば、公示地価や基準地価のように、「市内最高地点」というような「市内」という区切りでは […]
国税庁は7月3日、相続税や贈与税の算定基準となる2023年分の路線価(1月1日時点)を発表しました。路線価とは、主要道路に面する土地の1平方メートル当たりの価格を言います。本稿では、23年分の全国の路線価について詳しく […]
賃貸住宅を建築して賃貸経営において、契約までは「どんな間取りにしようか」「どれくらいの資金が必要か」、「どんな会社に依頼しようか」、そして「どれくらいの収益性があるのか」など、多くの方があれこれと悩みます。 しかし、 […]
23年1-4月の「持ち家」着工戸数の状況 22年の1年間を通じて、「持ち家」着工戸数は前年同期比マイナスが続きました。 23年に入っても、「持ち家」着工戸数はかなり苦戦しており、23年1月から4月(執筆時最新)まで、月 […]
土地活用としての賃貸住宅投資において、大半の方は建築費用を金融機関からの融資でまかないます。株式投資等と異なり、融資を受けて投資ができることが賃貸住宅建築を含む不動産関連投資の特徴の1つです。 例えば、分譲マンション […]
金融緩和政策の継続 植田新総裁、新執行部にとって初めての日銀金融政策決定会合が4月27-28日の2日間開催され、「短期金利マイナス0.1%程度、長期金利をゼロ%程度に誘導する現在の大規模金融緩和政策を維持、また長短期金 […]
ここからは、沖縄県の動向を見てみましょう。沖縄県の住宅地は、3.6%の上昇(前年はプラス2.0%)、商業地はプラス2.7%(前年はプラス0.7%)、で住宅地と商業地とも10年連続の上昇となりました。 沖縄県の調査地点 […]
毎年3月に国土交通省から発表される地価公示は、1月1日を価格時点として、土地の更地状態を想定した価格で、ここで示される地価(=公示地価)は、一般の土地取引の指標として、また公共事業などで取得価格算定の規準となります。 […]
借り入れ金利の2つのパターン 賃貸住宅建築や不動産投資を行う際には、多くの方は自己資金の多くを諸経費などに充てて、残りは金融機関からの借り入れで建築(あるいは購入)されます。 金利によって支払金額に差がでますので、金 […]
物価上昇が続いています。なぜ物価があがるのか? そして物価上昇時に金利が上がるのはなぜか? また、住宅ローンや賃貸住宅建築ローンなどで利用される固定金利と変動金利がどのようにして決まるのか、その仕組みを解説します。また […]
2022年の新設住宅着工戸数の俯瞰 1月31日、国土交通省から2022年12月の「新設住宅着工戸数」が発表されました。これにより、2022年12カ月分の新設住宅着工戸数が出そろったことになります。 22年の1年を振り […]
人はどんな時に移動するのでしょう? 就職、進学、転職、転勤、などなど、都道府県を跨ぐ移動は、たいてい「人生の大きな転機」と言えるものでしょう。そして、その多くの場合、住居の移動を伴うことになります。進学する方の増減、 […]
現金や不動産や株式をある程度持っている方にとって、高齢になれば相続税が大きな悩みとなります。相続税は、いつか相続人が支払う必要のある、「国への隠れ債務」のようなものです。とくに、2015年の改正により、基礎控除額が減額 […]
23年から変更、新設される不動産などに関連する税制度について解説します。 生前贈与の前倒し促進 贈与税の仕組みの一部が変更となりました。 生前贈与は現金だけでなく不動産や株式などでも行うことができます。この生前贈与の前 […]
例年、10月半ば頃になると「生命保険控除」が届き、「そろそろ、源泉徴収や確定申告が近づいてきたな」と多くの方が思うことでしょう。少しずつ寒くなってくるこのごろ、「今年もあと少し」という時期になります。 ご承知のとおり […]
アメリカや欧州では少しずつインフレ速度にブレーキがかかってきました。アメリカ11月分の消費者物価指数は前年同月比7.1%の上昇で、上昇幅は5カ月連続の低下となりました。また、アメリカ11月分の小売売上高は、前月比マイナ […]
全国各地で、中心市街地の再開発が進んでいます。2013年以降の金融緩和に伴う低金利は大きな要因ですが、一方で「建物自体」の老朽化が進んでいることも大きな要因です。 欧米各国では、建物はメンテンナンスやリノベーションを […]
沖縄県の分譲マンション価格が2015年半ば以降、上昇を続けていることは本サイトでも何度かお伝えしてきました。 分譲マンションの多くは、誰かに貸すのではなく自用として購入します。そのため、価格上昇の実感はマンション価格 […]
沖縄県の基準地価が9月20日公表されました。沖縄県が調査し国土交通省から発表されたものです。林地を除く全用途の平均変動率は前年比プラス2.7%(前年1.5%)で、2014年から9年連続で上昇となりました。全用途平均では […]
2022年の都道府県地価調査(=基準地価)が9月20日に公表されました(基準地価価格時点:7月1日)。新型コロナウイルスの経済に与える影響が徐々に収まり始め経済活動が正常化している中で、不動産の需要が高まりを見せていま […]
総務省より発表された最新の人口動態調査によれば、沖縄県の人口は 148万5670人で、前年よりも0.01%増えました。沖縄県は2022年対2021年比で唯一人口が増えている県でした。世帯数は68万4209世帯となりまし […]
22年8月9日、総務省より住民基本台帳に基づく2022年1月1日現在の人口動態調査が発表されました。 最新の調査結果によれば、日本国内に住む日本人の人口は、前年比で61万9140人減り、1億2322万3561人となり […]
7月1日に国税庁から路線価が発表されました(価格時点は1月1日)。2022年分の路線価は、全国では前年比0・5%増、2年ぶりの上昇となりました。 新型コロナウイルスの影響が徐々に少なくなり、経済活発化の兆しや人流の増 […]
賃貸住宅入居者の物件選びのポイントは、アンケート調査を行えば常に上位をしめる「変化しない要因、普遍的な要因」と時代の流れに応じて変わる「変化する要因」に分かれるようです。 今回は、普遍的な賃貸住宅ニーズとは何かと、増 […]
不動産投資の基準の1つとして多くの投資家が目安としているキャップレートですが、その最新のもの(2022年4月時点のもの)(財)日本不動産研究所から発表されました。 キャップレートについては、本サイト上で何度か取り上げ […]
22年5月18日より、不動産取引(売買・賃貸)にかかわる契約等の手続きが全面的にオンラインで行うことができるようになりました。 21年5月 19 日に公布された「デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法 […]
不動産投資や賃貸住宅建築においては、多くの方が金融機関からの借り入れを行います。 なかには現金で購入される方もいらっしゃいますが、不動産投資においては「借り入れで投資ができる」ということを大きなメリットと考える方が多い […]
高い上昇率を誇っていた沖縄県の地価は、新型コロナウイルスの影響を強く受けて上昇率に急ブレーキがかかりました。21年の住宅地の公示地価はプラス圏をやっと維持した状況でした。22年分の地価公示では、「新型コロナウイルスの影 […]
3月22日に2022年(令和4年)の地価公示が国土交通省より発表されました。今年の地価公示では、「新型コロナウイルスの影響から地価はどれくらい回復しているのか?」に注目が集まりました。例年と同じく3月分の不動産市況コラ […]
東日本大震災の復興工事、東京オリンピックによる東京大改造、そしてウッドショック、さらには円安に伴う輸入コストの増加、いずれも建設・建築工事費が上昇する要因とされてきたことです。 我が国においては2012年頃から、工事 […]
沖縄県不動産鑑定士協会が調査・分析している「沖縄県不動産DI調査」の第15回目が21年11月に公表されましたので、その内容を分析してみたいと思います。この調査は、沖縄県の土地価格、不動産取引、賃貸市場の動向について、県 […]
集合住宅タイプの賃貸住宅においては、マンションと呼ばれる建物とアパートと呼ばれる建物があります。それぞれの呼び方に明確な規定があるわけではありませんが、一般的にはマンションは4階建て以上の大型の建物で、アパートは2・3 […]
1月末に21年12月分の新設住宅着工戸数が国土交通省から公表されました。これにより、21年1年間分の着工戸数が出揃いました。 ここでは、全国と沖縄県の2013年~21年までの9ヵ年の数字を見ながら傾向を考察したいと思 […]
沖縄県における世帯数の状況 最新国勢調査によれば、我が国の世帯数は5583万世帯で前回調査から238万世帯、4.5%増となりました。人口減少は始まっていますが、世帯数は1920年の調査開始以来増え続けています。 沖縄県 […]
2020年10月に行われた国勢調査の集計結果が21年11月30日に公表されました。 全国の人口減少は続くも低下速度は弱まる。その背景に外国人の急増 2020年10月1日時点(以下調査時点は同じ)の日本国の人口は1億26 […]
長期資産運用の最大リスクは、インフレ 長期的な資産運用を行おうとするときには,「物価が大きく上昇すること(=インフレ時)で,その資産そのものが目減りしてしまう」ということが、最大の懸案です。お金=現金という資産は、イン […]
不動産市況DI調査 今回は、公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が年4回公表している不動産市況DI調査の最新版「第23回調査」をもとに、このところの不動産市況や賃貸住宅市況について見てみましょう。 (注: […]
築20年の悩み? 日本においては、賃貸住宅の入居者は新築物件などの築浅物件を好む傾向にあります。アメリカなど欧米諸国では、「築年数にあまりこだわらない」傾向のようですが、日本では新築物件や築浅物件に人気が集まります。 […]
2020年春から続いている新型コロナウイルスの影響は、地価にどのような影響を与えているのでしょうか?今回は、新型コロナウイルスの影響が出始めて2度目の都道府県地価調査となった21年9月21日に発表された2021年分の基 […]
リーマンショックによる大きな落ち込みから、不動産市況が好転し始めたのは2012年の半ばごろからです。当時は民主党政権の最終盤期でした。2012年の年末に政権交代、そして2013年5月には日銀総裁の交代を機に、大胆な金融 […]
近年の沖縄県では、新型コロナウイルスの影響が出た20-21年を除けば、不動産市況は概ね良好でした。その状況を住宅着工戸数の視点で見てみましょう。 図1は、2011年~2021年7月までの沖縄県における貸家着工戸数の推 […]
全国的に増える経年マンションとその課題 国土交通省によると、築40年を超えるマンションは全国に81万戸(2018年時点)あり、その10年後である2028年には2.4倍の198万戸、2038年には367万戸になるとされて […]
賃貸住宅経営が始まると密な関係になる管理会社 賃貸住宅経営が始まると、たいていの方は管理会社(PM会社)に運営にかかる多くを依頼します。この管理会社の役割は、物件の管理(維持管理・清掃・メンテナンスなど)の他、入居者管 […]
7月1日に2021年分の路線価が国税庁より発表されました。路線価は、価格時点は1月1日時点となっており、公示地価と同じです。路線価は、地価公示価格などを基にした価格(時価)の80%程度を目途に評価されていますので、そ […]
6月25日、2020年に調査を行った国勢調査の速報値が発表されました。今回は、2020年最新の国勢調査データを分析します(速報値のため、確定値発表で少し変わる可能性があることをご承知おきください)。 国勢調査とは […]
所有者不明土地とは、「不動産登記簿により所有者が直ちに判明せず又は判明しても連絡がつかない土地」のことを指し、これが近年大きな問題となっています。今回は、「所有者不明土地の問題」について解説します。 22%以上の土地が […]
沖縄県不動産鑑定士協会が調査・分析している「沖縄県不動産DI調査」の第14回目が21年5月に公表されましたので、その内容を分析してみたいと思います。 この調査は、沖縄県の土地価格、不動産取引、賃貸市場の動向について、 […]
天気予報でよく聞く「平年より~」という言葉。天候の平年値が2021年5月19日から変わります。 平年値は、西暦で末尾に1のつく年に改定されます。現行(~5月18日まで)の平年値は、1981年~2010年の30年間の平 […]
新設住宅着工戸数は毎月最終日(平日)に1カ月遅れ(例えば3月分が4月末日に)で、国土交通省から発表されます。 2021年3月の新設住宅着工戸数(総数)は71787戸、前年同月比でプラス1.5%となりました。総数として […]
ここからは、沖縄県の状況をみてみましょう。 沖縄県と那覇市の公示地価変化率の推移 沖縄県における住宅地の地価は前年比プラス1.0%、商業地はプラス0.2%となりました。 住宅地・商業地ともプラスでしたが、昨年2020年 […]
3月23日夕方に21年分の公示地価が国土交通省より発表されました。 公示地価の価格時点は1月1日。つまり、「1月1日時点の地価」が3月に発表されるわけです。 そのため今年の地価公示は、「新型コロナウイルスの影響が出始 […]
国土交通省から1月末に2020年12月分の建築着工統計調査が発表されました。これにより2020年1~12月、年間の数字が出そろいました。 2020年の全国新築住宅着工戸数(全分類合計)は前年比マイナス9.9%の81万5 […]
空き家は何が問題なのか 「空き家が全国的に社会問題化している」といわれています。空き家が多く存在すると、どんな問題があるのでしょう。 空き家が多くあると、防犯上よくない、街の景観がよくない、土地(不動産)の有効活用がで […]
2020年の振り返りと2021年の見通しをお伝えします。 2020年の不動産市況は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた状況となりました。 ただ、エリアにより落ち込み幅は大きく異なっています。 &nbs […]
なぜ税制度改正が行われるのかと与党税改正大綱の位置づけ 2021年(令和3年)度の与党による税制改正大綱が決定され、公表されました。 この税制改正大綱をベースに、財務省と総務省が「政府の税制改正大綱」と「地方税制改正 […]
サブリース契約は、多くの賃貸住宅経営の行うオーナー様に取って有益なサービスです。しかし、サブリース契約におけるトラブルは、以前から頻発していることも事実です。こうした背景から、政府・国土交通省は、「賃貸住宅の管理業務等 […]
世界が大きく揺れた2020年もあと1カ月あまりとなりました。 国内・海外とも再び感染者が増え、海外では再びロックダウンする地域も出ています。日本では連日最高感染者数を記録し、いつ再び緊急事態宣言が出されてもおかしくない […]
それでは、次に沖縄県、那覇市について分析してみましょう。 2020年の都道府県別の基準地価において、沖縄県は住宅地・商業地とも上昇率は、昨年に続きトップとなりました。しかし、住宅地・商業地とも地価上昇は続いているもの […]
2020年の基準地価が9月29日に発表されました。 全用途(住宅・商業・工業)の全国平均は-0.6%で、2年連続続いたプラスから3年ぶりにマイナスになりました。全国的に、しばらく右肩上がりで、回復あるいは上昇を続けて […]
市況は、どのデータで読み解くべきか 住宅価格の状況(市況)を読み解くには、一定期間の間に該当エリアで多く取引されていることが求められます。また、物件取引が特定エリアに偏った状況ですと、正確に市況が把握できません。 住 […]
沖縄県、特に南部エリアは、日本で有数の「マンションが多いエリア」です。人口増加渦中にある沖縄県において、都市部での住宅地有効活用のためには、当然と言えるでしょう。 本土に目を向けると、1960年代・70年に都市への人 […]
実体経済は苦戦、しかし投資の世界はすでに回復 コロナショックの影響により、2020年4-6月のGDPは、史上最大級の下落幅となりました。飲食・アパレル・観光など多くの業界で厳しい状況が続いています。 一方で、株式市場に […]
現在賃貸住宅に暮らす4割以上の方が、「次も賃貸住宅に暮らしたい」と考えているようです。かつて、「賃貸住宅は仮の住まい」そして、「そのうちに持ち家を」というライフスタイルが主流でしたが、こうした考え方が変わってきているの […]
テレワークはどれくらいの企業が実施しているのでしょうか? 近畿圏でのデータがありましたので、それを見てみると、緊急事態宣言下のテレワーク実施率は、25.8%でした。5月に入ると若干低下傾向にあり、今後も新型コロナの感染者 […]
路線価とは何か? 相続税や贈与税の算定基準となる路線価の2020年分が、7月1日国税庁から発表されました。いくつか発表される地価の中で、不動産投資あるいは土地活用を考えている方には「重要な地価」と言えます。路線価には「相 […]
■新築・中古マンションの年収倍率推移 (出典)株式会社東京カンテイ 年収倍率とは、その年の各都道府県で分譲された新築マンション価格と築10年中古マンション価格(70㎡換算)をそれぞれ平均年収で […]
沖縄における不動産市況は、本土資本・海外資本などの投資家の影響を強く受けます。その結果、沖縄の不動産市況と、極めて似た動きをするのが(逆のいい方が正しいかもしれませんが)東京(首都圏)の不動産市況です。 新型コロナウイル […]
2020年の公示地価(価格時点:1月1日)が3月18日に発表され(詳細データは19日に発表)、全用途(住宅・商業・工業)平均が5年連続のプラスになりました。前年に続き、不動産好況の波が、さらに多くの地方圏にも波及している […]
月単位の不動産関連・住宅関連データの多くは、「例えば1月分のデータの公表は3月末」、という感じで数か月のタイムラグがあります。コロナウイルスによる経済の滞りが本格的におこったのは2月末くらいからですので、あと数か月待た […]
賃貸住宅を探す方が物件を選ぶ思考の流れを、考えてみます。 まず、「○○辺りで、家賃○○くらいの物件に住みたい」と大まかな目途を付けます。そして、サイトなどで、これら2項目を中心に入力して、物件検索を行います。そこで、い […]
2020年4月から住宅金融支援機構の「フラット35」の制度が一部変更になります。毎年(例年4月と10月)、政策的に少しずつ制度変更が行われていますが、2020年4月からの制度変更は、賃貸住宅投資(土地活用としての賃貸住宅 […]
不動産の価格の特性 不動産といっても、実際にはそこにある「モノ」ですから、他のモノやサービスと同じで需要と供給のバランス(一致点=交点)で価格が決まります。しかし、不動産には同じものが2つとありません。そして、同じく資 […]
不動産投資を行う上で、賃貸需要を知ることは欠かせません。今回は、人口移動をキーワードに検討してみましょう。 歯止めがかからない一極集中 総務省は1月31日、2019年の人口移動報告を公表しました。外国人を含む移動者は、東 […]