沖縄県と全国の2023年年間の新設住宅着工戸数の分析
24年1月31日に23年12月分の新設住宅着工戸数が公表されました。これにより、23年1年間分の数字が出揃い、年間計を算出することができます。 23年年間の新設住宅着工戸数の分析、とくに貸家(賃貸住宅)にフォーカスして […]
24年1月31日に23年12月分の新設住宅着工戸数が公表されました。これにより、23年1年間分の数字が出揃い、年間計を算出することができます。 23年年間の新設住宅着工戸数の分析、とくに貸家(賃貸住宅)にフォーカスして […]
沖縄県における持ち家比率は、大きく低下しています。住宅価格が高くなり、「手が出ない」からという理由もあるかもしれませんが、「賃貸住宅で充分」、「賃貸住宅の方がスマートな暮らしができる」という「積極的賃貸派」とよばれる方 […]
23年1-4月の「持ち家」着工戸数の状況 22年の1年間を通じて、「持ち家」着工戸数は前年同期比マイナスが続きました。 23年に入っても、「持ち家」着工戸数はかなり苦戦しており、23年1月から4月(執筆時最新)まで、月 […]
ここからは、沖縄県の動向を見てみましょう。沖縄県の住宅地は、3.6%の上昇(前年はプラス2.0%)、商業地はプラス2.7%(前年はプラス0.7%)、で住宅地と商業地とも10年連続の上昇となりました。 沖縄県の調査地点 […]
毎年3月に国土交通省から発表される地価公示は、1月1日を価格時点として、土地の更地状態を想定した価格で、ここで示される地価(=公示地価)は、一般の土地取引の指標として、また公共事業などで取得価格算定の規準となります。 […]
22年8月9日、総務省より住民基本台帳に基づく2022年1月1日現在の人口動態調査が発表されました。 最新の調査結果によれば、日本国内に住む日本人の人口は、前年比で61万9140人減り、1億2322万3561人となり […]
不動産投資や賃貸住宅建築においては、多くの方が金融機関からの借り入れを行います。 なかには現金で購入される方もいらっしゃいますが、不動産投資においては「借り入れで投資ができる」ということを大きなメリットと考える方が多い […]
高い上昇率を誇っていた沖縄県の地価は、新型コロナウイルスの影響を強く受けて上昇率に急ブレーキがかかりました。21年の住宅地の公示地価はプラス圏をやっと維持した状況でした。22年分の地価公示では、「新型コロナウイルスの影 […]
3月22日に2022年(令和4年)の地価公示が国土交通省より発表されました。今年の地価公示では、「新型コロナウイルスの影響から地価はどれくらい回復しているのか?」に注目が集まりました。例年と同じく3月分の不動産市況コラ […]
東日本大震災の復興工事、東京オリンピックによる東京大改造、そしてウッドショック、さらには円安に伴う輸入コストの増加、いずれも建設・建築工事費が上昇する要因とされてきたことです。 我が国においては2012年頃から、工事 […]
不動産市況DI調査 今回は、公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が年4回公表している不動産市況DI調査の最新版「第23回調査」をもとに、このところの不動産市況や賃貸住宅市況について見てみましょう。 (注: […]
2020年春から続いている新型コロナウイルスの影響は、地価にどのような影響を与えているのでしょうか?今回は、新型コロナウイルスの影響が出始めて2度目の都道府県地価調査となった21年9月21日に発表された2021年分の基 […]
賃貸住宅経営が始まると密な関係になる管理会社 賃貸住宅経営が始まると、たいていの方は管理会社(PM会社)に運営にかかる多くを依頼します。この管理会社の役割は、物件の管理(維持管理・清掃・メンテナンスなど)の他、入居者管 […]
7月1日に2021年分の路線価が国税庁より発表されました。路線価は、価格時点は1月1日時点となっており、公示地価と同じです。路線価は、地価公示価格などを基にした価格(時価)の80%程度を目途に評価されていますので、そ […]
6月25日、2020年に調査を行った国勢調査の速報値が発表されました。今回は、2020年最新の国勢調査データを分析します(速報値のため、確定値発表で少し変わる可能性があることをご承知おきください)。 国勢調査とは […]
沖縄県不動産鑑定士協会が調査・分析している「沖縄県不動産DI調査」の第14回目が21年5月に公表されましたので、その内容を分析してみたいと思います。 この調査は、沖縄県の土地価格、不動産取引、賃貸市場の動向について、 […]
新設住宅着工戸数は毎月最終日(平日)に1カ月遅れ(例えば3月分が4月末日に)で、国土交通省から発表されます。 2021年3月の新設住宅着工戸数(総数)は71787戸、前年同月比でプラス1.5%となりました。総数として […]
ここからは、沖縄県の状況をみてみましょう。 沖縄県と那覇市の公示地価変化率の推移 沖縄県における住宅地の地価は前年比プラス1.0%、商業地はプラス0.2%となりました。 住宅地・商業地ともプラスでしたが、昨年2020年 […]
それでは、次に沖縄県、那覇市について分析してみましょう。 2020年の都道府県別の基準地価において、沖縄県は住宅地・商業地とも上昇率は、昨年に続きトップとなりました。しかし、住宅地・商業地とも地価上昇は続いているもの […]
実体経済は苦戦、しかし投資の世界はすでに回復 コロナショックの影響により、2020年4-6月のGDPは、史上最大級の下落幅となりました。飲食・アパレル・観光など多くの業界で厳しい状況が続いています。 一方で、株式市場に […]
路線価とは何か? 相続税や贈与税の算定基準となる路線価の2020年分が、7月1日国税庁から発表されました。いくつか発表される地価の中で、不動産投資あるいは土地活用を考えている方には「重要な地価」と言えます。路線価には「相 […]
2020年の公示地価(価格時点:1月1日)が3月18日に発表され(詳細データは19日に発表)、全用途(住宅・商業・工業)平均が5年連続のプラスになりました。前年に続き、不動産好況の波が、さらに多くの地方圏にも波及している […]
不動産投資を行う上で、賃貸需要を知ることは欠かせません。今回は、人口移動をキーワードに検討してみましょう。 歯止めがかからない一極集中 総務省は1月31日、2019年の人口移動報告を公表しました。外国人を含む移動者は、東 […]
テーマ:沖縄県 不動産市況 近年の沖縄の不動産市況いつもとは違う角度から検証してみましょう。 図1は、沖縄県での取引件数動向の様子を示しています。 図をみると2014年後半から2018年末くらいまでは土地(宅地)、マ […]
10月19日に国土交通省から、基準地価(都道府県地価調査)が発表されました。 全国の対前年平均変動率は住宅地-0.1%、商業地+1.7%、工業地+1.0%となり、全用途平均では+0.4%となり、2年連続でプラスになりまし […]
住宅着工統計データとは 住宅着工統計は、新たに建てられた住宅の統計で、国土交通省より毎月公表されています。 当月分の数字が翌月末に公表され、行政が公表するデータの中ではかなり鮮度のいいデータです。 同様に国土交通省から発 […]
沖縄県における不動産市況は、活況が続いています。 これをデータで確認してみましょう。 上図は、取引件数動向の景況感を示したものです(DI調査) 宅地・マンション・戸建・軍用地の4分類のうち、宅地・マンション・戸建の3 […]
沖縄県の小世帯化が進んでいます。 社会学における近代化は、農村・漁村などに代表される職住一体の共同体生活(ゲマインシャフト)から、都市部への移動を伴う、職住分離生活(ゲゼルシャフト)への移行です。 本土においては、196 […]
今回は、沖縄県と那覇市の基準地価の約40年間の動きについて考察してみましょう。 下図は、1976年から2018年までの沖縄県の基準地価の変動率を表したものです。 1975年以降、沖縄県では観光等新たな産業が成長し、地価上 […]
日本は低金利が長く続いています。不動産投資においては、借入金利は毎月のキャッシュフローに大きく関係してくるので非常に重要です。今回は、金利について詳しく見ていきたいと思います。 なぜ、住宅ローン低金利が続くのか 日銀は金 […]
古い街並みを残して、味わい深い街に住みたい?それとも、古い建物を取り壊して新しく生まれ変わった街に住みたいか? ヨーロッパの街並みなどを見ていると、古いたたずまいを残こすことに価値を見出すととともに、一方でその建物 […]
2020年の東京オリンピック開催が決まった頃から、建設建築工事費の上昇について不動産業界でも、「徐々に高くなってきている・・・」という声が聞こえてきました。 2011年の震災以降には、職人の方々が復興事業に従事するた […]
2018年も半分以上が過ぎました。夏至も過ぎて、日の長さは年末に向けて1日1日短くなっていきます。 沖縄県における不動産市況は、引き続き良好が続いています。 マンション価格は2013年以降上昇が続き、2018年分の住 […]
2018年3月27日に公示地価が発表されました。今年の沖縄県の地価公示は、どうだったのでしょうか?住宅地を中心に検証してみましょう。 公示地価は、住宅地・商業地・工業地 などに分かれていますが、2018年のこれら全用 […]
2017年の1年間に沖縄県のマンションはどれだけ建てられたのでしょうか? 上図は沖縄県における分譲マンションの供給戸数の推移です。 この数字は大規模なマンションが建設供給されると一気に増えますが、県内において2013年に […]
2018年の1月末日、2017年12月分の国土交通省から新設住宅着工数が発表されました。 今回は、2017年の1~12月までの住宅着工数を整理し、考察してみましょう。 貸家は6年連続プラス 2017年、年間の新設住 […]
今年もあとわずかとなりました。今年の賃貸住宅建設状況を振り返ってみましょう。 図3 図3は、2016年と2017年(12月半ば時点の最新データは10月まで)の月別の賃貸住宅建築数の推移です。 昨年2016年は一昨年に […]
メディアが、金融機関によるアパートローンの貸し出し残高が増えていることを報じています。 これまで、何度か「バブル」や「ミニバブル」と呼ばれた頃、いまと同じように不動産関連向けの貸し出しが増えた際に、その現状を把握した監 […]
2005年ごろから日本の総人口は横ばい期を迎え、近年では日本の人口は減少基調となっています。 今後約50年間の年齢層別人口の予測を見てみましょう 図1 0~14歳の若年層 (幼児~学生) 15~64歳の生産年齢者 (主に […]
何歳くらいの時に家を購入するのが一般的か? このことを、賃貸住宅に住む人と持ち家に住む人の比率というデータで検証してみたい。 (図2) 図2は、親族世帯(夫婦と子供からなる世帯)における住まいを貸家(賃貸住宅)と持ち家の […]
今回は、賃貸住宅オーナーの状況について分析してみたい。 まずは、法人形態をとっているか、個人経営かのグラフを示したのが図3だ。 (図3) 圧倒的に個人経営が多く、8割を超えている。 法人形態にすると、経費などの融通のきく […]
前回の「沖縄県における有効求人倍率の変化は、人口流入にどんな影響があるのか?」では、本土主要都市においては、人口動態における転入者が賃貸住宅需要を支えるが、沖縄においてはさほど影響はないということをお伝えした。 今回は、 […]
賃貸住宅需要に人口流入が大きな影響を及ぼすことは、広く知られている。 また本サイトにおいては【沖縄県の賃貸住宅着工数はなぜ増えているのか?】に述べた。 沖縄県において、県をまたいで、住民票を移しての移動(つまり内地=県 […]
マイナス金利政策が導入されて、はや3か月が過ぎた。 マイナス金利政策の狙いはいくつかあった。 その内の円安誘導については、世界経済の動きの中で逆に円高に基調が続いている(2016年5月半ば現在)。 その一方で、住宅ローン […]
那覇市における空室の推移を検討したい。 図1 図1は、2003年~2013年の那覇市における賃貸住宅の空室率を示したものだ。(総務省データは、5年ごとに発表。最新は2013年分) 那覇市内の賃貸住宅の空室は […]
前回に引き続き住宅着工戸数について。今回は沖縄県においての住宅着工戸数を見てみよう。 1988年から2014年までの沖縄県下住宅着工数の平均は約1万3000戸。 ( […]
住宅着工戸数は、重要な経済指標の一つだ。毎月国土交通省が発表するこのデータは、あまりメディアでは報じられないが、住宅建築に携わる企業のピラミッドを構成する企業数の多さを考えると、与える影響は大きい。 ちなみ […]
どれくらいの年収の方が賃貸住宅に住まわれているのだろうか? 沖縄県民の平均年収が300万円弱だ。一般的には、それよりも低いことが予想されるが、最近は比較的高年収の方でも自己所有せずに賃貸住宅に住み続ける人も増えている。 […]
賃貸住宅に住む人の割合は、どんどん増えている。 近年の県内では、新たな賃貸住宅が多く建設され、きれいで住み心地のよい賃貸住宅も増え、今後も賃貸住宅人気はさらに高まることだろう。 どんなきっかけで、賃貸住宅を借りるのだろう […]
大鏡建設では、建築し管理している賃貸住宅に入居されている方々へアンケートを行っている。 入居者にニーズを詳しく聞き出し、それらを分析することで、「顧客=入居者、視点に立った」、「空室の出にくい賃貸住宅」をオーナー様に提供 […]
前回に引き続き、大鏡建設が建築し管理している賃貸住宅のデータを用いて、空室リスクについて考えてみよう。 東京の超一等地(ほんの一部エリア)を除けば、中古分譲マンションの価格は築年数に反比例している。築年数が増えれば(より […]
賃貸住宅経営におけるリスクは主に4つだ。 その前にまず、「リスク」という意味について確認しておきたい。 日本においては一般的に 「リスク」とは、「危険」の意味合いが強いが、投資(不動産、金融など)の世界では、「予測できな […]
土地活用としての賃貸住宅経営は、沖縄県においてもかなり広まってきている。 資産活用総研を運営する大鏡建設が供給管理している物件も、どんどん増えてきている。 土地を所有し、賃貸マンション経営を始めようとするオーナーにと […]
どの国においても不動産市況にはサイクルがあるとされている。サイクルは、循環のことで、グラフにすると山と谷があるイメージだ。 このサイクルは、はっきり明確に出ることもあれば、あまりクリアでないこともあるが、サイクルの存在が […]
今回は、住宅着工戸数について考察してみよう。 住宅着工戸数は、住宅業界はもちろん不動産業界をはじめ、裾野の広い建築建設関連業界の多くの方々、そして金融、投資家も注目をしている数字だ。 国土交通省が統計を取っているもので、 […]
資産活用総研第1回目コラムは、沖縄県、那覇市の地価公示の推移を見てみたい。 沖縄県全体の地価平均は、那覇市周辺の南部エリアだけでなく、各方面に存在する離島もすべてを含めての数字なので、大まかな傾向しかつかめ […]