沖縄県には他県からどれくらいの人数が転居しているのでしょうか?
2017年時点の沖縄県の人口は、約146万人。一貫して増えています。
人口が増える要因は、出生数から死亡数を引いた数が増えていること(自然増)と転入者から転出者を引いた数が増えていること(社会増)の2つあります。沖縄県の場合、どちらも増えています。
上の図は他の都道府県からの転入者が人口に占める割合を多い順に並べたものです。
割合、実数ともトップは東京都で転入者は約42万人、人口対比では3.2%となっています。沖縄県は実数約25000人、割合ではそこそこ上位で1.7%となっています。上位は首都圏の1都3県となっており、今の日本は大都市圏集中が進んでいるというよりは、首都圏集中が進んでいるというべきかもしれません。逆に下位は、北海道、新潟、秋田と寒い地域が続いています。ちなみに、転入者の実数が最も少ない県は鳥取県で8516人となっています。
次に、都道府県内での転居者について見てみましょう。例えば、石垣から浦添に引っ越す、というイメージです。
上位は、北海道、沖縄、これら2つは3%を超えています。
中心部が、「エリアでの東京化」が進んでいる道県です。北海道では札幌(あるいはその周辺)への人口移動が進み、他のエリアでは過疎化がすすんでいます。沖縄県においても、このような傾向が見られます。
上位は続いて、東京、福岡、愛知、大阪とブロック中心都市が並びます。
同一県内移動が多い場合、分譲マンションが売れる傾向にあります。一方、他県からの転居者は一次的には賃貸住宅需要を高めます。これら2つのデータを参考にしてください。