何歳くらいの時に家を購入するのが一般的か?
このことを、賃貸住宅に住む人と持ち家に住む人の比率というデータで検証してみたい。
(図2)
図2は、親族世帯(夫婦と子供からなる世帯)における住まいを貸家(賃貸住宅)と持ち家の比率を示したものだ。
これによると、全国平均では、30代後半に賃貸住宅居住者の数が半分を下回る。
しかし、沖縄県においては、40代後半となっている。
この数字の違いは様々な要因があるので、一概に言えないが、本県は平均所得が低いのだが、住宅価格が高いということが最大の理由であろう。
これを単独世帯で見たのが図3である。
(図3)
これを見ると、60代後半~70代前半の戦中戦後すぐ世代の人口が少ないため、その年代のグラフが左右で大きく異なるが、このグラフを“なり”でつなぐと、あまり大きな違いはなさそうだ。
単独世帯の賃貸住宅に暮らしている割合は全国的に高いことがわかる。