どれくらいの年収の方が賃貸住宅に住まわれているのだろうか? 沖縄県民の平均年収が300万円弱だ。一般的には、それよりも低いことが予想されるが、最近は比較的高年収の方でも自己所有せずに賃貸住宅に住み続ける人も増えている。
大鏡建設が入居者の方へお願いしたアンケート結果によると、入居者の一番のボリュームゾーンは、この300万円前後であるが、平均年収以下の方々よりも平均年収以上の方が圧倒的に多い。
600万円以上の方も結構な人数おり、中には1000万円を超える方も10人以上いた。
では、沖縄県全体の賃貸住宅入居者の年収はどれくらいだろうか?
このグラフで、オレンジは大鏡建設管理物件の入居者の方々(実数字は左軸)、ブルーは沖縄県全体の賃貸住宅入居者のデータ(実数字は右軸)だ。
一般的に言われているように、賃貸住宅入居者の年収は県内の平均年収よりも低いようだ。グラフを見ると、圧倒的に年収200万円以下の方々だ。そして右方下がりで減少している。大鏡建設の入居者のグラフが比較的に山型になっているのとは異なり、右下がりの山だ。
大鏡建設の建築する賃貸住宅は、比較的に中級層以上の方にも多くの支持をいただいていることがわかる。
図4を見るとわかるように、日本全体的に持ち家志向が減ってきている。
その理由として
- 大きなローンを抱えたくない。
収入の安定性の不安というよりも、ローンに縛られない生き方をしたいという志向
- 地域コミニュケーションについての不安
住宅を所有してしまうと、(とりあえずは)そこに定住するということだから、万が一その場所(分譲マンション、戸建て同一地域)にうまく溶け込めなかったら、、、その際には(よほど、お金がある人は別だが)買ったマンションをすぐに売却するわけにもいかない。
こうした不安から、年収が高い人でも、「ずっと賃貸派」の方は増えている。
このような社会情勢の変化をとらえながら、賃貸住宅経営を成功させていただきたい。